アンティークやヴィンテージのパーツとギア(歯車)をあしらった当店オリジナルデザインの装飾を融合したインダストリアル照明
照明を製作する前にアメリカから入荷した古い工業製品やパーツ類をあれこれ選び出します。
オールドアメリカンやスチームパンクなイメージを念頭に、古いヴィンテージパーツを中心に新旧様々なパーツを加工、調整、製作しながら照明を組み上げます。
古い真鍮や銅を加工、調整してアンティークやヴィンテージパーツの風合いを生かせる繋ぎパーツを製作
製作したい照明をイメージしながら、まず取り掛かるのはアンティークやヴィンテージの古い工業製品からのパーツの取り出しです。
必要なパーツを取り出しても、たいがいのパーツ類は緑青と言う真鍮や銅特有の錆びがまわっていたり、使用するにはまず加工や調整が必要です。
薬品や洗浄で錆びを落としたら、旋盤で切削しながら微調整を行います。
こちらはアメリカから届いた古い角度調整パーツ。本来のツマミでは華奢すぎて今回の製作照明のイメージに合わないため、当店で真鍮材を切削し作り直しました。
ここまでくるのがホントに大変。 でもこの作業の中で納得できるまで繰り返し調整を続けることが、当店オリジナル照明の独特で重厚感溢れる雰囲気づくりに欠かせません。
ちょっとしたバランスで照明のイメージもがらりと変わります。特にオーナーRomiはそのバランスにとってもこだわりがあります。やっぱりいつどこで見ても「かっこいい!」って言われる照明を作りたい。
それがこの細かい作業の原動力。いやぁ~1日に進む作業がわずかすぎてこれを試練と呼んでいます(笑)
照明の母体ができた次は「装飾編」です。もぉ、これもまた大変なのよ(笑)