全て真鍮製のパーツで出来た重厚感あるダブルアームライト
2013年当時に販売したダブルアームブラケットライトの再製作のご依頼を頂きました。今回は4台の製作を同時に行いました。
ヘッド部分のベル型カップはシェードホルダー
プリーツラインのように美しい縦縞模様が入ったベル型カップは、本来ガラスや金属のシェードを固定するためのホルダーです。3点の固定用ネジがついているため、手持ちのシェードの口径が合えば設置も可能です。
当店の販売ページではシェードは取り付けず、ベル型カップに電球が映えるようこのブラケットライトには2か所に角度調整があるため、それぞれの強度をよく確かめた上で重すぎるシェードは使用しないなどの工夫が必要です。
ダブルアームをストレートタイプに変更
前回販売した際に使用した2本のアームはヴィンテージのピアノライトから移植したものを使用していました。前回の物には緩やかな段差が付いていましたが、今回はフロント部分を中心に見た目の重厚感を重視することからアーム部分に段差は付けていません。
前回販売時(写真上段)に比べて今回製作(写真下段)のブラケットライトのほうが、ヘッドとなるベル型カップの周りに重厚感を感じます。
樽型の接続パーツも1点1点当工房で切削したこだわりのブラケットライトです。ヘッドを動かすためのハンドルは前回よりもやや太く、丈夫に仕上げています。
▼こちらは前回販売時にディスプレイした様子
(アンティーク雑貨や真鍮製の照明とも相性の良い仕上がりです)
2か所の角度調整で上下自在の機能的なブラケットライト
ヘッド近くと壁面取付用の土台付近の2か所に角度調整があるため、壁掛け照明としての使い道はもちろん、大きく角度を変えて壁面側を照らすスポットライトなどにも使えます。下の写真は同じくダブルアームタイプのディプレイ風景。上下に大きくアームを動かせるのが最大の魅力です。