ハリケーンランプのようなチムニーシェードが目を引くテーブルライト
ヴィンテージの古いチムニーシェードを使いハリケーンランプやオイルランプのようなフォルムを彷彿とさせるテーブルランプを製作しました。
ガラスの洗浄やダメージ部分の除去加工など
ガラスチムニーには製造時に出来た気泡や歪み、不純物の混入に加え、使用による汚れの付着や金属が擦れた薄傷などがありました。
可能な限り洗浄し、薄傷も大変細やかな研磨により薄くしています。
チムニーを受けるカップ内側は経年と使用により汚れやペイントなどが付着していました。丁寧に除去し、カップ外側の表面はテーブルランプ全体の繋ぎ金具と色が馴染むよう統一しました。
アンティークのシャンデリアに使われていたスペーサー(硝子の飾り玉)には使用の際に欠けてしまった打ち欠けがありました。
欠けからくるひび割れを放置すると負荷がかかるとガラス全体が割れてしまうこともあるため、欠けていた1段目を丁寧に切除し加工しなおしました。
一段目を切除加工したスペーサーを実際に照明に組み込んだ様子。ガラス玉の内側に見える線は製造時に出来たガラスの練りムラによる線(ヘアライン)です。