USAヴィンテージのヴィクトリアンなアラベスク模様が美しい照明パーツ達を使って、美しいカフェライト(テーブライト)卓上照明を製作します。
美しいフロストガラスシェードに合う照明パーツたち
もともとは壁面照明の土台として使われていたベースには、本来コンセント機能をはめ込むための四角い穴が開いています。今回はテーブルライトの土台として使うため、この四角い穴は不要となります。
テーブルライトの露出配線を取り出す穴として加工を進めます。
この花形の装飾金具は配線部分を隠すために使用します。長すぎるリボン部分は不要となるため、丁寧に切除して花型の真鍮プレートを作ります。
この真鍮金具は、土台ベースとソケットを繋ぐスペーサーとして組み込むパーツです。もともとはアンティークのシャンデリアに使われていたもので、鋳造の型から取り出したままのバリが残っているため微妙に傾いています。
照明に組み込んだ際にランプが傾いてしまわないよう底面を少しずつ削り微調整していきます。
様々な微調整と加工を繰り返し美しいカフェランプが完成
いずれの工程もすべて手仕事による加工で少しずつ微調整を重ねることで、当時の面影を崩すことなく現代の暮らしに馴染むテーブルライトが完成しました。これからまた何十年と愛用して頂けるよう手を尽くした美しいカフェランプです。