BARの新装オープンを機にご依頼を受けた屋内看板専用の真鍮製ピクチャーライト
全パーツ真鍮製の重厚感たっぷりのピクチャーライトです。BARを経営されるお客様からのご依頼で、新装オープンされる際の看板照明(※屋内照明)として承りました。
リフォーム前に現状の確認と照明製作の際に特に注意する点を打ち合わせ
リフォームされる前のBAR入口にはシンプルなスポットライトに照らされる看板が見えます。新装オープンにあたり店内を北欧テイストを交えたインテリアや什器で揃えるため、看板自体も重厚感のある木製看板にされるとのことでした。
お客様とイメージをすり合わせる中で、設置場所が通路にあたることが分かりました。
前面に向かって照明のシェードがあまりに突出してしまうと、入店されるお客様にぶつかる可能性もあるため、ベースから角度調整までの距離を調整しつつ、より看板を鮮明に照らし出せるデザインに調整を行いました。
上記写真ではデザインがまだ未決定(仮提案)のため、ベースの形状が円形のものになっています。
分厚くぬくもりのある木製看板にマッチする四角い真鍮製ベース
インダストリアル照明やヴィンテージ照明の中でも人気の高いピクチャーライトですが、ご提案した照明のうち四角いベースのものを採用しました。
お客様のこだわりの看板やお店の雰囲気に大変似合う形状となり、作り手としても大変満足な仕上がりとなりました。
ヴィンテージパーツを多用した重厚感あるインダストリアルブラケットライト
使用されているパーツは、いずれもアメリカより入荷したヴィンテージの工業製品に使用されていたもので、当店でリメイク加工しています。
またシェードの筒部分は他のヴィンテージパーツに合わせて一枚板から切り出したこだわりのパーツです。角度調整と土台部分を繋ぐスペーサーも、当店工房で丁寧に切削してこのピクチャーライト用に製作しています。
スチームパンクのようなハードさと、アンティークランプのテイストを上手にミックスすることが出来ました。
ハード過ぎないためインダストリアルな雰囲気以外の場所やシーンにもマッチするスタイリッシュなデザインです。
機能的な面では角度調整パーツを入れることにより、使い易さも追求しています。ヘッドが内側に向くのはもちろん、上下の可動範囲が広いためピクチャーライトとしての用途以外にも使用できるのがポイントです。
大変バランスの取れた美しいピクチャーライトが完成しました。