すずらんのように可愛らしいヴィンテージシェードを使ったブラケットライト

ミッドセンチュリーに量産されて流通したミルクガラスシェードを使って現代の暮らしでも気軽に使用できるミニブラケットライトを製作します。
ヴィンテージの照明パーツ達を丁寧に手入れ

長年使い込まれ、アンティークディーラーによって保管されてきたシェードには沢山の埃や汚れが堆積していました。綺麗に洗浄し保管ラベルなどのついたテープ跡も綺麗に除去しています。

長い間空気にさらされてきた真鍮メッキにはうっすらと緑青が浮かび、元来均一に施されたメッキにムラが生じています。
錆跡のある部分と無い部分では塗装の乗りが異なってしまうため、表面が均一になるように丁寧に研磨を施します。

小ぶりなヴィンテージシャンデリアに使われていたコロニアル調のミニアームには表面に金箔を重ねたような塗装が施されていました。経年と使用で所々剥がれ、内部の鉄部に錆も見られたため、丁寧に除去し表面を均一に研磨しました。
それぞれ研磨したパーツを組み上げ再塗装

研磨や手入れが終わったパーツ達に少しシャビーなテイストを加えた塗料で再塗装を施しました。
見た目の雰囲気が甘くなりすぎないよう、ベース部分の黒い塗装は残しつつ綺麗に磨いたあとマットな質感の塗装で仕上げました。
これからまた何十年と使えるよう丁寧に仕上げました。