USAアンティークヴィクトリアンリングソケットペンダントライト|真鍮製天井吊下げ照明
きらびやかさと重厚感のある真鍮製の装飾リングが美しいペンダントソケットライト
USAアンティークのヴィクトリアンリング付きソケットペンダントライトです。元々は1920年代から1930年代の電化されて間もなくの大きなアンティークシャンデリアに使用されていた吊り下げリングをソケット上部に組み込んでいます。
1点1点異なるヴィクトリアンな装飾リング
1920年代前後のシャンデリアはやはり邸宅などで使われていたものが多く、装飾リングには配線用の穴があいていることからキャンドルではなく電化されたシャンデリアに使用されていたことが分かります。
当時作られた真鍮製品は大変手の込んだデザインに加え、どこか温もりのある歪さがあります。ミリ単位で精巧に鋳造できる現代とは異なり、1つ1つ型から取り出された際のバリや合わせの甘さなどが現代製品にはない無骨さも感じさせます。
何灯もアームのあるシャンデリアに使われていた装飾リングはそれだけでも大変見応えがあります。
ソケットはファットボーイと呼ばれる貴重なアンティークソケットシェルを使用
ソケットには当時電気用品を製造販売していたアメリカの企業、HUBBELL社の名前が入った地球のロゴが入っています。
このファットボーイソケットは主に1930年代前後に多く流通していた貴重なソケットで、現代のリプロダクションソケットよりも太いボディが特徴です。
エジソンが創業したGE社の製品もこの形状のソケットを販売しており、当時複数のメーカーがこの形状のソケットを製造していました。内部ソケットは日本規格の配線に対応するため、当時もののオリジナルではありませんが新品に交換してあります。
アンティーク市場でもこの形状のソケットは大変貴重なアイテムとして取引される価値あるソケットです。