1800年代後半から1900年代初頭のガスランプのブラケットライトをモチーフにしたチムニーランプ
もともとはテーブルランプとして使用されていたヴィンテージランプですが当店でブラケットライトへリメイクしました。
ベースや内部の軸がずれていたこともあり、使用できないパーツを丁寧に取り除き、同じ60年代のものと推測できる状態のよいヴィンテージパーツを組み合わせました。
ガスランプに多く見られた鍵型のガス栓を模倣して作られた鍵スイッチ
シェードホルダーは一見するとオイルランプ用の古いものに見えますが、側面にスイッチ用の穴があるため電化されたランプ専用のものであることが分かります。
電化されたランプ用として販売されていたこと、また真鍮製品ではなく鉄に真鍮メッキを施した量産商品であったこと等から大量生産、大量消費の時代となる第二次世界大戦後と推測できます。
ハリケーンランタンやアンティークのオイルランプを彷彿とさせるクリアガラスのチムニー(火屋)
緩やかに膨れたチムニーは大変薄いガラスで出来ており、透明度も高いため内部に入れる電球は低いワット数のものがお勧めです。
撮影では10Wのシャンデリア球(LED電球ではなく白熱球)を使用しました。
大変シンプルな形状ですが、ハリケーンランプやアンティークのオイルランプを彷彿とさせます。
一緒に入荷したヴィンテージの商品などから60年代の品物と推測します。
使用や経年で出来たダメージやヤレた風合いなどは残しつつ、実用可能なヴィンテージブラケットライトへ
また鉄に真鍮メッキがされているため、表面に出来た傷には錆びも見られます。
各パーツにみられるダメージなどは、風合いや年代ものの風合いを残せるよう簡単なクリーニングだけを施しそのまま残してあります。
配線やソケットなどの電気部分以外は、全てヴィンテージのパーツを使用しています。