気泡や歪みたっぷりの味わいある豆ランプをお手入れ
おはようございます。スタッフYukaです。
こちらは先日オーナーRomiに頂いた古いガラス製の豆ランプ。
長年倉庫で保管されていたもので、ガラスはくもり金属部分には赤錆などが見られます。
汚れてはいるものの、そのフォルムがどこか歪んでいたり気泡や不純物が入っていたり、古めかしさがたっぷり。早速リペア(修理)に取り掛かりました。
金属部分は錆びを落としてギアの動きもスムーズに
比較的簡単に掃除できるガラス部分は金属部分から外して丁寧に洗浄していきます。
長年の埃や油分などをしっかりと落として自然乾燥させます。
ガラスを洗浄している間に、金属部分を全て分解して細部まで掃除&調整していきます。
金具部分は真鍮メッキが施されていたものの、地金が鉄のため赤錆びが浮いていました。
柔らかい金ブラシや洗剤などを使って丁寧に汚れを落としていきます。最後に研磨剤を使って表面がツルツルにしたら完了。
つまみ部分の錆びを落とすと、MADE IN HONG KONGの文字が出てきました。
香港製は80年代の製品が多いため、既に電気による生活が普及している背景から考えるにお土産などに作られた豆ランプと推測します。
キャンプなどでも使える小ぶりな豆ランプはレトロ感抜群
リペアが完了した豆ランプ(オイルランプ)にパラフィンオイルを入れて点灯してみました。
電気が普及する前や電化製品が高価だった頃はこうしたオイルランプや豆ランプが多く使用されていましたが、現在ではなかなか暮らしの中で見かけなくなりました。
今回修理をした豆ランプは自分が個人的に使えるようにリペアしたもので、キャンプやアウトドアなどで使えるかな?と考えています。
揺らめく火を見ていると電球のフィラメントやLEDの灯りには無い穏やかさや情緒を感じます。
観賞用にこうした可愛いランプを所有するのもとっても素敵ですね。