フォーリッジスクロール(唐草)模様の飾りが目をひくコロニアルミニブラケットライトを製作
今回は、お客様からの製作依頼でコロニアル調のミニブラケットライト2種を製作しました。
ヴィンテージやアンティークの古いパーツを使い、若干形状が事なる小ぶりな壁掛け照明を製作する過程をご紹介します。
まずは使用するパーツの選出と取り出し
実際にアンティークやヴィンテージのシャンデリア、コロニアル照明に使われていたパーツの必要な部分を切り取ったり、切削や加工を施して必要なパーツを製作します。
それぞれのパーツをロウ付けする様子
壁面に設置後は長年使用されるため、固定できる部分はロウ付けを行い強度を上げます。部品のほとんどが真鍮製のため、小ぶりながらもずしりと重く感じます。
表面コーティングなどは施さず、地金の真鍮材が出ているため使用しているうちに経年で真鍮特有の黒ずみが出てきます。
古美色と呼ばれる鈍い真鍮の輝きが古めかしさを誘います。
下記の画像では一旦綺麗に真鍮の表面を磨き上げていますが、使用している中でこの状態から年々表面がくすんでいきます。