玉ねぎのようなシェイプが愛らしいシンプルなブラケットライト
USAヴィンテージのオニオンシェイプガラスシェード付ブラケットライトです。
アンティーク照明ではしばしば見かけることがある玉ねぎのようなラインと曲線が美しいシェードが付いた照明達。
オイルランプやスチューデントランプの名残りを感じるオニオンシェイプの電傘
古くはグリーンのシェードが特徴的なオイルランプ式のスチューデントランプに始まり、ミッドセンチュリー期には玉ねぎのような形がさらに多様化しアンバーや赤などサイケデリックな色合いのシェードを使ったランプを見かけるようになりました。
今回はクリアガラスで出来たシェードを使ってブラケットライトにリメイクしています。
クリアガラスのシェードには大変厚みがあり、電球からこぼれる光が歪んで見えたり陰影が出来たり大変情緒があります。
重たいガラスシェードを支えられるアームや土台
シェードに重さがあるため、本来はテーブルランプ式のランプに使用されていたと推測します。
シェードの重さに耐えられるよう、シェードを固定するホルダー部分はもちろんアームやベース部分には真鍮ではなく強度の高い鉄製のパーツを使用しています。
ガラスの波うちや揺らぎを楽しみたいなら暗めの電球
光りを遮るものが無いため、白熱球で20W前後のものを使うとややまぶしく感じるかもしれません。
ゆらゆらと揺らめくような光の陰影を楽しみたい場合は、白熱球で10W前後(LEDであればそれくらいの明るさに相当するもの)の灯りがお勧めです。
撮影では20Wのボール球と呼ばれる白熱球を使用しました。
消費電力20Wの白熱球では長時間の点灯で照明本体の前方部分に熱を持ちます。
白熱球や放熱するタイプのLED電球を使用する場合、消灯してすぐや電球交換の際には火傷をしないようご注意下さい。